予防接種のご案内
当院では、肺炎球菌、インフルエンザ、新型コロナウイルス(COVID-19)、RSウイルス、帯状疱疹、麻疹・風疹などの各種予防接種に対応しています。
| ワクチン名 | 料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 大人用肺炎球菌ワクチン プレベナー20 |
1回 12,000円 |
大阪市の接種対象者(65歳):6,000円 |
| 大人用肺炎球菌ワクチン キャップバックス |
1回 14,000円 |
|
| インフルエンザワクチン(注射) | 1回 3,500円 |
大阪市の接種対象者(65歳以上)は市の規定料金 令和8年度:1,500円 |
| 鼻から噴霧する スプレー型インフルエンザワクチン フルミスト |
1回 7,700円 |
※3~18歳が対象、1シーズンに1回のみの接種 |
| 新型コロナウイルスワクチン | 1回 16,000円 |
大阪市の接種対象者(65歳以上)は市の規定料金 令和8年度:8,000円 |
| RSウイルスワクチン アレックスビー |
1回 27,500円 |
|
| 帯状疱疹ワクチン シングリックス |
1回 22,000円 |
※2ヶ月間空けて、計2回の接種が必要 大阪市の定期接種対象者:1回 11,000円 |
| MRワクチン 麻疹・風疹ワクチン |
1回 8,800円 |
※上記の費用は診察代込みです。
※ワクチンに関しては予約が必要です(受付もしくはお電話にてお申し込みください)。
※インフルエンザワクチンは当日接種が可能です(ご予約優先)。
※大阪市在住の公費負担の方は、大阪市の規定料金となります。
各種ワクチンについて
肺炎球菌ワクチン(プレベナー20®、キャップバックス®)
肺炎球菌は、肺炎だけでなく、菌血症や髄膜炎などの重い感染症を引き起こすことがあります。
肺炎球菌には100種類以上の血清型(菌のタイプ)があり、「20価」「21価」は、ワクチンが対象とする血清型の数を表しています。
| プレベナー20® | 20種類の血清型をカバーする結合型ワクチンです。 成人は1回接種で、追加接種が不要であり、長期的な予防効果が期待されています。 2026年4月から、高齢者の肺炎球菌定期接種に使用されるワクチンが、従来のニューモバックス®からプレベナー20®に変更されました。 |
|---|---|
| キャップバックス® | 21種類の血清型をカバーする結合型ワクチンです。 プレベナー20®とはカバーする血清型の組み合わせが異なります。 成人は1回接種で、追加接種が不要であり、長期的な予防効果が期待されています。 |
以下の方に肺炎球菌ワクチンの接種をおすすめします。
- 65歳以上の高齢者の方
- 喘息・COPDなどの呼吸器疾患がある方
- 心臓・腎臓などの慢性疾患がある方
- 糖尿病などの基礎疾患がある方
- 免疫機能が低下している方
現在の定期接種は、65歳の方と、60~64歳で一定の基礎疾患がある方が対象です。
RSウイルスワクチン(アレックスビー®)
RSウイルスは、特に高齢者や基礎疾患のある方で、肺炎など重症の呼吸器感染症を起こすことがあります。
アレックスビー®は60歳以上の方などを対象としたRSウイルスワクチンです。
60歳以上を対象とした試験では、RSウイルスによる下気道疾患を予防する効果が確認されています。
以下の方にRSウイルスワクチンの接種をおすすめします。
- 60歳以上の方
- 喘息、COPDなどの慢性呼吸器疾患がある方
- 心血管疾患がある方
- 慢性腎臓病、慢性肝疾患がある方
- 糖尿病のある方
- 神経疾患・神経筋疾患がある方
- 肥満の方
- 免疫機能が低下している方
- その他、RSウイルス感染症の重症化リスクが高いと医師が判断した方
インフルエンザワクチン(注射)
インフルエンザワクチンには、インフルエンザの発症を抑える効果に加え、重症化を予防する効果があることが報告されています。
以下の方にインフルエンザワクチンの接種をおすすめします。
- 65歳以上の高齢者の方
- 喘息・COPDなどの呼吸器疾患がある方
- 心臓・腎臓などの慢性疾患がある方
- 糖尿病などの基礎疾患がある方
- 免疫機能が低下している方
- 妊娠中の方
- 高齢者や基礎疾患のある方と接する機会が多い方
接種回数:13歳未満は2回、13歳以上は原則1回
フルミスト®(経鼻インフルエンザワクチン)
フルミスト®は、弱毒化したインフルエンザウイルスを使用した経鼻弱毒生ワクチンで、鼻に噴霧するスプレー型タイプです。
注射を使わないため、注射が苦手なお子さんでも接種しやすいことが特徴です。
接種回数:1回
当院では3歳~18歳を対象として接種しています。
フルミスト®の注意事項
以下に該当する場合は、接種できない、または接種に注意が必要な場合があります。
- 発熱している方、重い急性疾患のある方
- 免疫機能が低下している方
- 重度の喘息がある方、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)がある方
- ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対しての過敏症の既往のある方
- 鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを呈するおそれのある者
また、生ワクチンのため、接種後にワクチンウイルスが周囲の人にうつる可能性があります。特に、免疫機能が低下している方との接触には注意が必要です。
新型コロナウイルスワクチン
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を予防するためのワクチンです。国内外の研究で、入院や死亡などの重症化を予防する効果が報告されています。
現在、以下のようなワクチンが使用されています。
| ワクチン | 製造販売元 | 種類 |
|---|---|---|
| コミナティ® | ファイザー | mRNAワクチン |
| スパイクバックス® | モデルナ | mRNAワクチン |
| ダイチロナ® | 第一三共 | mRNAワクチン |
| ヌバキソビッド® | 武田薬品工業 | 組換えタンパクワクチン |
| コスタイベ® | Meiji Seika ファルマ | レプリコン(自己増幅型mRNA)ワクチン |
新型コロナウイルスワクチンの接種を検討すべき方
- 65歳以上の方
- 心臓・腎臓・呼吸器などの基礎疾患がある方
- 糖尿病、肥満などの基礎疾患がある方
- 免疫機能が低下している方
- その他、重症化リスクが高いと考えられる方
現在の定期接種は、65歳以上の方、または60~64歳で一定の基礎疾患がある方が対象です。
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)
帯状疱疹は、体内に潜伏している水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して発症します。
帯状疱疹そのものだけでなく、治った後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛を予防することも重要です。
シングリックス®は、50歳以上の方などを対象とした帯状疱疹ワクチンです。
臨床試験では、50歳以上の帯状疱疹発症予防効果は97.2%(接種後約3年間の追跡)、70歳以上では89.8%(約4年間の追跡)と報告されています。
さらに、接種後10年以上にわたる長期的な予防効果も確認されています。
MRワクチン(麻疹・風疹)
麻疹(はしか)と風疹を予防するワクチンです。
麻疹は感染力が非常に強く、成人でも重症化することがあります。
風疹は妊娠中の女性が感染すると、胎児に先天性風疹症候群を起こすことがあります。
ワクチン接種により、約95%の方が免疫を獲得するとされています。